SUCについて・Final

いい加減ネタないけどとりあえずこれだけ。
本日のお題は
「数量限定の要素の乱立」
について。
例によってシナリオで使われたいと思ってない人はスルーで。


七聖剣に始まり、
「〇なんたら」
(〇には数字が入ります)
といった、数量や人数を限定する設定がちらほら出始めてます。
ぶっちゃけ言ったもん勝ちですから、
増やすのを止めるつもりはありません。
ただ、ないと信じますけど、
「アレに自キャラがあぶれたから、新しく作っちゃえ」
って感覚で増やすのだけはやめてほしいなあ、とか。
なんでかって、こういう設定って必然的に
「その分野の世界上位〇位」
じゃないですか。
トップでないにしろ、選ばれた要素だから上位であることに変わりはないだろうし、
意識せずともそのような印象を持ちます。
要するに序列化されるわけですね。
「七聖剣と七つの大罪剣はどっちが強いか」なら
どっちもどっちで済みますが
「七聖剣持ってる剣士キャラと特にすごい武器は持ってない剣士キャラはどっちが強いか」
では、数値上はともかく設定上は七聖剣持ちが上になってしまうわけですね。
選ばれてますから。


こういった「世界〇大なんたら」が悪いとは思いませんが、
安易に増やしてほしくはないです。
シナリオ制作の上でも、七聖剣持ちを出すと、ストーリー運びによっては
ほかの七聖剣持ちも出さなければならなくなります。
七聖剣みたいに物ならまだいいですが、
「四天王」とか「ゴレンジャー」みたいな役職、肩書きになると、
全員出さないと不自然になることが多いです。


そんなわけで、はい。
数限定の要素を
「かっこいいから」
「自キャラの設定を濃くしたいから」
あたりの理由で増やすのは
ちょっと考えてほしいかなあ。
まして
「〇〇に選ばれしものを探して旅をしているのでそれ最低限の行動で」
とかあると使うに使えません。
必要ならシナリオ側でいくらでも捏造できますし。