今日も変な話になるけど

ミニ四駆とかプラモって、添付の説明書どおりに作れば、
パッケージの写真と同じものができる。
でも、別に説明書どおりに組む必要はないわけで。


もっとも、説明書どおりに組めば間違いないし安定する。
ただ、同じプラモはそこらじゅうにあるから、
説明書どおりに組んでも「あぁ、これ見たことあるわ」とか、
「それ持ってるし、もう作ったから」で終わってしまうことも多い。
丁寧な素組みって実は細かい技術が要求されてるらしく
きちんとやりきったらそれはそれですごいことである。
「自分で作って部屋に飾っておく」だけならともかく
「友達に自慢する」のなら、多少のアレンジがあったほうがウケるかもしれない。
もっとも、そのアレンジも下手を打てば
「こんなの○○に似合わない」「特性を潰している」と一喝されるので、
諸刃の剣といえば諸刃の剣である。


だがその分、当たったときの影響は大きい。
たとえばパーフェクト・ジオングは、もともと設定だけの存在で、
立体物はプラモの改造で生まれたものだそうだが、
ガンプラのカタログに名前を連ねていたところを見ると、商品化されたらしい。
ガンダム専門ゲームである「G GENERATION」においても、
その改造をルーツとする設計プランが存在したことがあった。
このように、アレンジ改造がメジャーになると、それを本家本元と同等クラスに
扱われることもある。
ただこれも方向性を間違えれば誤解を生む、諸刃の剣である。
ガンダム0080のバーニィスパロボで「ザクマニア」という個性付けをされた結果
原作を見ていない人が「バーニィはザクマニアである」と勘違いしてしまうことは
割とあったらしい。
もちろん、原作にそのような描写は存在しない。


ここまでの話とSRC共闘がどう関係あるかというのは
なんとなく分かってもらえたと思いたいところではあるけれど
シェアードワールドのように「設定の加工、改変が自由」となっている場合、
設定どおりに扱ったシナリオも、丁寧に作られていれば面白いけれど
ただwikiをなぞらえただけ、というのは、詳しくない人にはともかく
詳しい人には「へー」で終わってしまうことが多い。
それがイヤだとか、「こいつなんか薄いなぁ」と思ったら、自分なりのアレンジを施してみるのも面白い。
ただ、あんまり突拍子もない改変をしたりするのはキャラや設定の原作者もよく思わないし
シナリオでも浮いて見えてしまう。
また、ローカルネタが定着しすぎると、本来の設定がどこかへ行ってしまい
本来の魅力が失われてしまう場合もありうる。
ということ。


さて、OCW書いてみよう……
書けるかなぁ。プロットさえ真っ白だぞ